目に見えない心配りこそがお客様のハートをつかむ!? 〝アロマ香るクロス〟の作り方

2019.10.30

目に見えない心配りこそがお客様のハートをつかむ!? 〝アロマ香るクロス〟の作り方

おもてなし術

お客様には最高のおもてなしを心掛けたい!でも、具体的にどうすれば喜んでもらえるのでしょうか?ほかの美容師さんはどんな工夫をしているのか、気になりますよね……。
面と向かっては聞けない、実際にサロンで喜ばれたおもてなしを大調査!
明日から取り入れられる、サロンのおもてなし術を伝授します。

目に見えない心配りこそがお客様のハートをつかむ!? 〝アロマ香るクロス〟の作り方

お客様をお迎えして、すぐにつけるクロス。カットクロスやケープ、カラー用のクロスのほかにも、シャンプー用のなどなど、サロンではたくさんのクロスを使いますね。毎日使うものだけれど、見落としがちなのが……このクロスの「ニオイ」!
素材に使用されている素材は、ポリエステルやナイロンなどの化学繊維が一般的。これらの素材は匂いの分子を吸着しやすい性質を持っているため、しっかりと洗っているつもりでも、不快な生乾き臭がでてしまうことも。どんな時にニオイがついてしまうのでしょうか?

美容師Yさん:「たくさんのクロスを一度にたくさん洗ったときです」

カラーリストBさん:「洗濯機からすぐに出して干せない状況で、少し放置してしまったら臭くなりますね」

みなさんも経験、ありませんか?洗濯槽の中に濡れたクロスを入れたままの状態が続くと、雑菌が繁殖して、ニオイの原因に。洗濯機が止まったら放置せずにすぐに干すようにしましょう。手洗いの場合も同様です。洗濯槽にカビが付着している場合もあるので、定期的に洗濯槽のお掃除もしましょう。

おもてなし術その1……洗濯方法に注意すべし!!

① 一度にたくさん洗わず、少量のクロスを中性洗剤やアルカリ性洗剤で洗う。(ナイロン製には酸性、塩素系洗剤は使用不可)
② 洗い終わったら放置せずにすぐに陰干しする。
③ 洗濯槽の掃除を定期的に行う。

クロスに限らず、②と③はサロンで使用したタオルの洗濯のときにもあてはまりますね。ここで、タオルなどを洗濯する際に、あるアロマ(精油)を使うことで、洗濯の負担を軽減することができます!

精油はできるだけ純度の高い、高品質のものを選びましょう。こちらはドテラ社のもの。

精油はできるだけ純度の高い、高品質のものを選びましょう。こちらはドテラ社のもの。

おもてなし術その2……精油入り柔軟剤を手作りして、ニオイを軽減!

手が離せず、洗濯機が止まっているのに、クロスやタオルを取り出せないことだってありますよね?焦って取り出さなくても、菌を繁殖させない方法があるのです!
その方法とは、「精油のチカラでニオイのもとを抑える」ということ。
洗濯時に手作りのアロマ柔軟剤を作って入れましょう。材料費も安いですし、作るのは意外と簡単!人工香料を好まない美容感度の高いお客様からも喜んでもらえることでしょう。

柔軟剤におすすめの2種類の精油をご紹介しましょう。
まずひとつめは、『ティートゥリー』という精油です。
ティートゥリーは葉っぱから植物の葉から抽出されたオイル。非常に生命力が強い木で、切り倒しても約2年後には再び栽培できるほど成長が早いのが特徴的です。第二次世界大戦では、ティートゥリーオイルは、オーストラリア兵の救急箱の常備薬だったそうです。抗菌作用が高いとされ、傷口の処置に使ったり、優れた抗炎症作用から、蚊やハチなどの虫刺されにも重宝されただとか。

ふたつめの精油は、『ペパーミント』
ペパーミントは誰もが知っている香りですね。さわやかで馴染みのある精油。ティートゥリーとの相性がよく、リフレッシュ効果があるのでお客様をお迎えするアロマとして最適です。

花粉の季節は、鼻の通りがよくなる、ユーカリの精油もおすすめ!では、実際に作ってみましょう。

【精油入り柔軟剤の作り方】

<材料>(10回分、約300cc)※1回の使用量は30cc
●クエン酸 大さじ3
●グリセリン 大さじ3
●お好みの精油 60滴(ティーツリー、ペパーミントを好みの割合で)
●精製水 210cc

<作り方>
①クエン酸とグリセリンをボトルに入れ、精油を垂らし、よく混ぜます。
②よく混ざったら、精製水を入れてボトルのキャップをしてシェイクしたら完成!

簡単すぎるくらいですね!入れておく容器は、薄いペットボトルだと精油の力で溶けてしまう可能性があるので、避けましょう。炭酸飲料が入っている厚めのペットボトルや、柔軟剤詰め替え用の市販の容器を使用してください。

精油以外の材料はドラッグストアで揃います。すぐに使い切るのであれば、精製水でなくても水道水でも大丈夫です。ミネラルウォーターは腐りやすいので避けましょう。精油の効果を損なわないためにも、1週間以内に使い切れる量で作るといいでしょう。

おもてなし術その3……癒しのアロマスプレーで記憶に残るサービスを!

乾いてしまえば、柔軟剤の香りはそれほどが残らないので、お客様にクロスをつける直前に、アロマスプレーをシュッとひと吹きしてみましょう。
特に女性はいい香りが大好き。人工香料とは違って、精油は天然の香りなので、やさしくて好みも別れにくいです。何種類か作っておいて、お客様に選んでもらうのも楽しいかもしれませんね!

【アロマスプレーの作り方】

<材料>(約50㏄分)

●無水エタノール 10㏄
●精油 10滴
●精製水または水道水 40㏄<作り方>
エタノール→精油→水の順に容器に入れて混ぜます。おすすめの精油の組み合わせ★ペパーミント×レモン(さわやかに消臭して、集中力アップ)★ティーツリー×ペパーミント(靴の消臭にも、気力アップ)★ティーツリー×レモン(食べ物のニオイにも)★ユーカリ×ミント(鼻がムズムズする季節に)

※妊婦さんも芳香であれば、どの精油も問題ないといわれることが多いですが、心配な場合は柑橘系(レモンやグレープフルーツ、ライムなど)を選んで作ると安心です。

容器は、遮光ボトルのガラス瓶のスプレーをおすすめします。3週間~1か月で使い切るようにします。何滴ずつにするかの組み合わせでも、香りが変化します。ぜひ、いろいろ試してみてくださいね!


美容師Aさんに、試してもらいました。

美容師Aさん:「お客様にいい香り!と言ってもらえたので、作り方をお教えしたんです。とても喜んでいただいて!僕の株があがったようです(笑)」


精油を使って柔軟剤やスプレーを手づくりするなんて、ハードルが高いように思いますが、実はとても簡単。お客様との話題作りにも活かしてくださいね!

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